インドのccTLDドメインのWHOISプライバシーについて&短縮URL用のドメインの廃止について

(久しぶりのブログ投稿となりましたが、今回は真面目なお知らせの告知も兼ねています。)

いつも、私、うさみょん/myon2019の展開する各サービスをご利用いただきありがとうございます。

この度、約1年半にわたって使用してきた短縮URL用のドメインである、my0.inについて、ドメインの廃止を行いました。

このドメインについては、限定公開で運用されている短縮URLサービスと、同じく限定公開で運用されているファイル共有サービスKirakira Driveにて使用していました。
今回のドメインの廃止については、利用状況を鑑みたコストの最適化のため、数カ月ほど前から今年11月頃をもって廃止する予定でした。
そのため、一部の画面にて数カ月間、廃止する旨をご案内しておりましたが、今回、諸事情によりinドメインを予定よりも早く完全に廃止しました(詳細な理由については後述します)。

これにより、前述の短縮URLサービスのドメインはデフォルトのもののみに変更されています。また、Kirakira Driveの関連のリンクについては、新たにcloud.usamyon.moe/sというプレフィックスの短縮URLに移行しました。


早期終了の詳細な理由について

今回、予定よりも早期にドメインを廃止した理由は、inというトップレベルドメインを運営するNIXI=インド国立インターネット交換局(National Internet Exchange of India)の決定です。
以前よりinドメインは、WHOISの代理公開によるプライバシー保護を禁止していました。これにより、私のドメインも、国と都道府県が世界中に公開される状況になっていました。

インドのデリー高等裁判所の2025年12月24日の判決では、従前より禁止されていたWHOISのプライバシー保護サービスはもちろんのこと、「詐欺師」に対処するため、個人であっても正確に情報を開示できるようにすることが決定されました(文献2,3)。

それを受けたNIXIが決定したのが、ドメイン登録者に対してeKYCを通じた本人確認を行うことと、eKYCによってNIXIが取得した情報が、NIXIがわかるWHOISの情報の情報と一致している状態を求める、ということです。これにより、レジストラが"REDACTED FOR PRIVACY"によって非公開にすることは事実上できなくなります。
このeKYCを必須にする決定が、2026年上半期くらいの決定らしいので、これをうけ各レジストラは対応を迫られている状況のようです。

なお、eKYCによる本人確認に加え、インド国外の登録者に対して、"Signed Declaration of Business/Personal Indian Connection"(=インドとのビジネス/個人的なつながりに関する署名済みの宣言書)の提出を求めるという記述もありました(文献1)。

これを受けて…

私としてはこれ以上の公開はプライバシーに関わります(し、当然インドとのつながりはとくにはない)ので、今回は、各種サービスに利用していたドメインの移行と、事前の告知より早めのドメイン登録の抹消処理を実施するに至りました。

ご利用の皆様にはご不便ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

参考文献

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